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2011年12月18日 (日)

海の再生と海業の活性化プログラム!

ECOの城者です。
OCAダイビングゼミでは業界で即戦力になれるよう
ツアープランニングの授業を取り入れています。
ダイビング業界で活躍する為には、ダイビングの技術や知識はもちろん、
お客様のために魅力あるツアーを企画する力も必要なんですね。

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今年はモリエコロジー株式会社さんから
「海と漁村の再生・地域活性化プログラム」の企業課題をいただきました。
ターゲットとなるのは三重県鳥羽市にある答志島という場所です。
「志の答えがある島」…うーん、なんて良い名前なのでしょう。

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ここで海の再生に取り組みながら海業を活性化できる
体験ツアープログラムを考えます。
今年のダイビングゼミ生は卒業研究のテーマとして取り組みました。

「おさかなの森づくり」
海藻の森を育て、漁場を再生しようというプロジェクトで、
海藻を育てるためのブロックを設置しました。

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そして、刺し網体験や地引き網体験を行ないました。

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アイゴやベラなど市場ではあまり見かけない魚がどんどん網に入ります。

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網に入った魚たちは、食べるだけでなく、
藻場に生息する生き物として調査記録しました。

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沖合にはサワラが跳ねています。

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このサワラは夕食に刺身となって登場しました…。

海業を発展させていくには、魚食文化を継承し
「おさかなのファン」をつくっていかなければなりません。
今回は自分たちで魚を捌き干物づくりにもチャレンジしました。

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その一夜干しの美味しかったこと…。
ベラの刺身や干物なんて初めて食べました。
豪華なごちそうではありませんが、これぞ正しく海の幸です。

さて、お伊勢さん周辺の海は、漁場としてなぜ豊かなのでしょうか。
その理由の一つに神宮林として守られている伊勢神宮の森があるからです。
森で蓄えられた栄養豊かな水が海へ流れ込み、豊かな漁場を育んでいるのです。
自然の恵みに感謝して…実習の最後には神宮参拝を行ないました。

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さて、たった3日間の魚食文化体験でしたが、
帰って来た学生たちが
「コンビニや外食だと油っぽくて美味しく感じない」
と言っていたのが印象的でした。
ま、すぐに元の生活に戻ってしまうのでしょうが…。
本物の魚の味を自分の舌で覚え、
脳の片隅にでも記憶できたってことは大きいですね。

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お魚のファンが増えれば、
「海の幸がいつまでも獲れる海であって欲しい!」と願い、
海の環境を良くしていこう!という意識も芽生えていくでしょう。

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この現地調査実習は10月に実施しましたが、
体験ツアープログラムを自分たちでまとめ、
11月には島の漁業組合と市の観光協会へプレゼンを行ないました。
来春から始動させたいと考えています。

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