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2011年10月10日 (月)

共に生きる…【水中写真】

琵琶湖に面したある村では、湧き水が町を流れ、
各家々が用水路で繋がっている。
そう、家の中まで用水路が引かれているのだ。
そこで野菜や果物を冷やしたり、食器等の洗い物をする。
その場所を人は「かばた」と呼んでいる。
「かばた」には鯉を飼っている家が多い。

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話を聞くと、残飯は生ゴミとして捨てず
「かばた」の鯉に食べさせるのだ。
都会に住む人間には考えられないことだ。
川に残飯や生ゴミを捨てるなんて非難されそうである。
全く逆の発想なのだ。
野菜クズや果物の切れ端まで食べてしまうという。
「うちの鯉はカレーが好きでねぇ」
「鍋や皿を沈めておくときれいに食べてくれるんやよぉ〜」なんて、
お婆ちゃんが笑って話してくれた。

生活に密接しているからこそ、
人は水に関心をもち、いつまでもきれいに維持しようとする。

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ここの村でも、今の生活スタイル、今の人口だからこそ、
水が汚れることなくこの生活環境が保たれているのかも知れない。
人が増えれば水も汚れてしまうだろう。
美しい水の村を回りながら、
人間の生活と水環境について暫し考えさせられた

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