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2011年8月24日 (水)

鹿の話

石田です。

私事の話ですが、先日、奈良の燈花絵に行ってきました。家のすぐ近くで行われていますが、人が多いのが嫌で、今まで、あまり行ったことはなかったのですが、今年は、なんとなく見に行きました。

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やはり人が大変多くて、来たことを後悔しかけていたところ、人通りの列の真ん中に鹿が陣取っているのを発見しました。これだけ大勢の人間に対して道を譲る気もなく立っていました。観光客も驚きながら鹿を避けて歩いていました。

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こちらは、普段見慣れた鹿なので、あまり気にしてませんでしたが、観光客の人達にとっては、珍しい鹿の行動だということに気付きました。そこで、今日は、今までに見た奈良公園の鹿達のおもしろ行動を紹介します。

まずは、行列のできる鹿煎餅屋さんの話です。観光客が鹿煎餅の売店にきて、買うために財布を出すと、それを見た近くにいる鹿達が、すぐに集まってきて、お客さんが買っているいる間に後ろに鹿の集団ができて、取り囲んでいます。お客さんが振り向いたときに鹿達にびっくりです。そこで、とある鹿煎餅の売店のあるおばちゃんは、鹿が集まりだしたら、木の枝を振り回し、いつも、鹿達を追い払っています。そのためか、そこの売店にだけは、鹿は最初遠巻きに集まり、おばちゃんの様子をうかがいながら、徐々に近付いてきます。おばちゃんの枝攻撃に、いつでも逃げられるように、勇気ある鹿が、まず、観光客の後ろに付きます、そこへ、その鹿の後ろに次の鹿が付きます、さらに、その次の鹿がという順番で1列にきれいに並んでいることが、たまにあります。はたから見ていると、まるで鹿も煎餅を買うために並んでいるように見えます。そこの店の煎餅が特別に美味しくて行列ができているみたいです。

次は、散歩する鹿の話です。奈良公園と周辺の街との間には柵などなく、鹿は自由に公園を出て街の中に散歩に出かけることができます。公園の周辺の街の道は細く道幅は狭いです。そこを堂々と鹿が歩いてきて、これまた、どいてくれません。こちらが道を譲らなくてはならないはめになります。ある日、民家の玄関に大きな物体が置いてあり、完全に玄関が塞がれていました。何かな?と思い近付いて、よく見てみると、その物体は鹿のお尻でした。鹿の体の前半が玄関の中に入り込み、のれんの下に、お尻だけがはみ出していたのでした。

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最後に、恐怖の人食い鹿の話です。これは我が家の子供がまだ小学校低学年のときでしたが、写真のように普通に鹿煎餅をあげようとしたのですね。そのとき鹿は大きな口を開け、煎餅だけでなく子供の手首の部分まで、手ごとすっぽりとパクとしたのでした。一瞬の沈黙の後に、大泣きしている子供がいました。それからは二度と煎餅を買ってほしいと言わなくなりました。親としましては経済的に助かっています。煎餅は、たかが150円ですが、これを毎日買わされることを考えてみてくださいよ! あの鹿に感謝です。

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皆さんも見慣れた動物でも毎日観察していると、おもしろい発見があるかと思います。一般の人は、動物園や水族館を毎日見に行くことはありませんよね? でも、毎日とは言わないまでも、同じ施設を何回か見に通ってみると、飽きることはなく、動物たちのおもしろい行動が観察でき意外と楽しいですよ。

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