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2011年5月 9日 (月)

卒業研究を紹介します

石田です。

本校では、卒業年次に卒業研究を行っています。今までの卒業研究の中から、ひとつ紹介します。今問題になっています地震に関連する研究を水族館・アクアリスト専攻の学生達が行いました。

ナマズが地震の前に暴れ、地震予知ができるとよく言われますが、これには理由があります。ナマズは、震源地から地中を伝わってくる電気(地電流)の変化に反応しているようです。ナマズには、弱い電気を感知する電気受容器という感覚器官を持っています。

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実験に用いた魚は、エレファントノーズ・フィッシュというアフリカにいる魚です。この魚は発達した電気受容の能力を持っています。

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この魚の飼育水槽と地中を電線でつなぎ、地中の地電流が水槽の中に常に流れてくるようにしました。地震前に震源地で起きている地電流の大きな変化したものが、水槽の中に入ってくると、この魚はその電線に近づき、電線の周りを泳ぎ回ったり、体を電線に接触させてきます(ネコが飼い主に体をすり寄せてくる姿を想像してください)。

この状態で、半年間毎日、魚の行動を観察し続け、地震が発生するのを待ちました。

さて、地震予知ができたか? 結果はどうかと言うと、まあまあ五分五分でした。地震に関連して魚が反応したのが65%で、関係がなく反応したのが35%でした。

100%の予知が成功しないのは、OCA専門学校の地面の下は、人間が作った地電流がいっぱい流れていることが原因です。地下鉄とか、地下に埋められている電線など、魚にとって地震の地電流と紛らわしいのでしょうね。

もし、自分の家の周囲の地下に、人工物が何も作られていない人がいましたら、ぜひ実験してみて下さい。近いうちに起ると言われる東南海地震を予知できるかもしれませんよ!

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